NEWS お知らせ
2022.3.28
ニュースリリース自主調査「先輩社員と新卒社員に関する自主調査」
自主調査「先輩社員と新卒社員に関する自主調査」を発表いたしました。
マーケティングリサーチからプロモーション、イベントの企画・運営まで一気通貫でサポートする株式会社one(代表取締役:荒木克彦、本社:東京都新宿区)は、2022年3月1日(火)、全国20歳~39歳の300名を対象に、「先輩社員の新卒社員に対する気持ちに関する調査」をWEBアンケート方式で実施いたしました。報道の一資料として、ぜひご活用ください。
調査概要
1.調査の方法:WEBアンケート方式
2.調査の対象:2022年4月に新卒を迎える会社に勤める20・30代の正社員
3.有効回答数:300名
4.調査実施日:2022年3月1日(火)
調査結果トピックス
■“自分の部下になるかどうか”関係なく先輩社員の9割が《新卒社員を歓迎している》と回答
先輩社員300名に「2022年4月に入社予定の新卒社員に対して、自分の部下になるかどうか関わらずどのように思っていますか」とお聞きしました。その結果、「とても歓迎したい」57.3%、「やや歓迎したい」37.3%あわせて、94.6%の方が「歓迎している」と回答しました。
■20・30代の先輩社員 “新卒に業務を教えるとき” 優しく対応する?厳しく対応する?
9:1の割合で《優しく対応する》が圧倒的多数に。
「あなたは新卒社員に仕事を教えるときどのように対応すると思いますか」といった質問に「どちらかといえば厳しく対応すると思う」3.3%、「厳しく対応すると思う」2.3%合わせて、「厳しく対応する」派が全体のわずか5.6%。一方で「優しく対応すると思う」52.7%、「どちらかといえば優しく対応すると思う」41.7%で「優しく対応する」派が圧倒的多数だということがわかりました。
■新卒と距離を縮めるために自己紹介で聞きたいことは「趣味」「出身地」が上位
「あなたが新卒社員との距離を縮めるために聞きたいことをお答えください」といった質問に対し、「趣味」が71.0%と最も多く、次に多かったのは「出身地」の43.3%でした。このことから先輩社員が新卒社員とのコミュニケーションで話題にしたいのは、定番のライトなものだということがわかりました。
調査詳細
Q1. あなたは2022年4月に入社予定の新卒社員に対して、自分の部下になるかどうかに関わらずどのような気持ちでいますか。(単数回答)(n= 300)
先輩社員に新卒社員の入社に関してどのように思っているかお聞きしたところ、「とても歓迎したい」57.3%、「やや歓迎したい」37.3%、「あまり歓迎したくない」4.3%、「全く歓迎したくない」1.0%という結果となりました。「とても歓迎したい」「やや歓迎したい」合わせて、全体の約95%の方が2022年4月に入社予定の新卒社員を歓迎したいと回答したことから、自分の部下になるかどうかに関わらず大多数の先輩社員が後輩の入社をポジティブにとらえていることがわかります。
新卒社員は入社前、先輩社員に自分たちがどのように思われているか不安になりがちですが、このようにほとんどの先輩社員は新卒社員を「歓迎したい」と思っているようです。新卒社員は少し楽な気持ちで4月を迎えていいかもしれません。
Q2. あなたは2022年4月に入社予定の新卒社員に、仕事を教えるときどのように対応すると思いますか。(単数回答)(n=300)
先輩社員が新卒社員に仕事を教えるときどのように対応するかをお聞きしたところ、「優しく対応すると思う」52.7%、「どちらかといえば優しく対応すると思う」41.7%、「どちらかといえば厳しく対応すると思う」3.3%、「厳しく対応すると思う」2.3%で「優しく教える派」が9割以上であることがわかりました。「先輩社員が厳しかったらどうしよう」と入社前から不安になる新卒社員もいるかもしれませんが、「優しく教える派」が圧倒的多数なのであまり怖がらなくてもよいようです。もし先輩社員からお叱りの言葉を受けた際には「先輩は基本的に優しく対応したいと思っている…」ということを思い出し、自分の過ちを素直に見つめなおし立ち直る努力をするのも一つの手なのではないでしょうか。
Q3. あなたが2022年4月に入社予定の新卒社員に、仕事を任せるとしたらどのような気持ちで仕事を任せますか。(それぞれ単数回答)(n=300)
先輩社員に、新卒社員に仕事を任せるときの気持ちに関してお聞きしました。
まず、「はじめからサポートなしで成果をあげてほしい」と「全力でサポートするので成果をあげてほしい」ではどちらに気持ちが近いかをお聞きしたところ、7割以上の方が「全力でサポートするので成果をあげてほしい」派だということがわかりました。
次に、「ミスは許さない」と「ミスは許容範囲内だ」ではどちらに気持ちが近いかをお聞きしたところ、こちらも8割以上の方が「ミスは許容範囲内だ」派だということがわかりました。
また、「失敗するくらいなら挑戦しないでほしい」と「失敗してもいいので挑戦してほしい」ではどちらに気持ちが近いかをお聞きしたところ、8割以上の方が「失敗してもいいので挑戦してほしい」派だということがわかりました。このように先輩社員が新卒社員に仕事を任せるときの気持ちは「失敗してもいいので挑戦してほしい」「ミスは許容範囲内だ」「全力でサポートするので成果をあげてほしい」派が多いようです。新卒社員が「孤立無援で頑張らなければならない」と入社前から不安になる必要はあまりないのかもしれません。
Q4. あなたは新卒社員のときに失敗したことがありますか。(単数回答)(n= 300)
先輩社員に新卒時代の失敗経験の有無をお聞きしたところ、「ある」80.7%、「ない」19.3%で、約8割の方が新卒社員のときに「失敗したことがある」と回答しています。Q2で「優しく教える派」が多数派であることや、Q3での回答内容も、もしかすると過去の経験から後輩にはこう対応しようと考えているのかもしれません。それでは次に、先輩社員はどのようなことで失敗したのかをご紹介していきます。
Q5. あなたは新卒社員のときにどんなことで失敗しましたか。(自由回答)(n=242)
- 自己判断をしてしまい…
・わからないまま誰にも聞かず、自分で行動して失敗した。(23歳/男性)
・細かいことでわからないことがあったが、自己判断で質問しなかったら注意された。(35歳/女性)
・お客様の話したことをちゃんと理解できておらず、それを自分なりの解釈のまま対応したことで、クレームになった。(35歳/男性)
- ちょっとしたミスで…
・会議などで使用する書類をコピーする際に、部数を間違えて少なくコピーしてしまい、追加をコピーする時間で会議に参加した方々を待たせてしまった。(29歳/男性)
・会議でのお茶出しの際にがちがちに緊張して椅子に躓いて課長にコーヒーをかけてしまいました(32歳/女性)
- 学生気分が抜けなくて…
・入社1年までは、学生気分が抜けず、寝坊による遅刻を数回しました(32歳/男性)
新卒社員時代の失敗についてお聞きしたところ、上記のような回答が多く寄せられました。
特に、「自己判断で」や「確認せず」、「相談せず」といった理由での失敗がどの世代にも多くみられました。細かいことでも誰かに確認することを心掛けることで、ミスを防ぐことができそうです。
このように約8割の先輩社員も新卒社員のときに失敗しているので、新卒社員のみなさんも失敗することを過度に恐れる必要はないのかもしれません。失敗して学んでいくことが大切ですね。
Q6. あなたは前問でした失敗を乗り越えることができていますか。(n=242)
Q4で失敗したことがあると回答した先輩社員に失敗経験を乗り越えることができているかをお聞きしたところ、「乗り越えることができている」50.4%、「どちらかといえば乗り越えることができている」43.0%合わせて9割以上が「乗り越えることができている」と回答しました。
新卒社員のみなさんも失敗で1度は落ち込んでしまうこともあると思いますが、先輩社員の背中を見て切り替えて仕事に取り組んでいきましょう!
Q7. あなたが新卒社員と距離を縮めるために新卒社員に聞きたいことをお答えください。(複数回答)(n=300)
先輩社員に新卒社員と距離を縮めるために新卒社員に聞きたいことについてお聞きしたところ、「趣味」が71.0%で最多でした。2番目に「出身地」が43.3%、3番目に「部活動等やサークルのこと」が29.0%、4番目に「大学時代に取り組んだこと」が27.0%でした。このように先輩社員は特別難しい話題を新卒社員に求めておらず、定番のライトな話題を求めていることがわかりました。
もし、新卒社員のみなさんがこれから自己紹介をする機会があった際は、これらの結果を参考に、「趣味」や「出身地」、「部活動等やサークルのこと」、「大学時代に取り組んだこと」等を含めたお話しをすることでいち早く、先輩社員との距離が縮まるきっかけをつくることができるかもしれません。
※本リリース内の百分率表示は小数第二位を四捨五入しているため、合計して100%とならないことがあります。
まとめ
今回、2022年4月入社予定の新卒社員に対しての先輩社員の意識調査を実施したところ、全体の約9割の方々が新入社員を歓迎しており、優しく対応したいと考えていることが明らかとなりました。
この結果に安堵している新社会人の方も多いのではないでしょうか。今、刻一刻と学生生活の終わりを感じていると同時に、社会に出ることへの緊張感や恐怖を募らせている方も多いと思います。しかし、今回の調査結果から、多くの先輩社員の方々が新卒社員のみなさんの新たなスタートを応援してくれているということがわかりました。
この結果を受け取って、自分らしく社会へ羽ばたくために残りわずかの学生生活を楽しむとともに、4月から新たなスタートを切る準備を進めていきましょう!
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<例>「〇〇をサポートする株式会社oneが実施した調査結果によると……」
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